2021年11月8日月曜日

「お金を市場に供給すれば需要が増える」というのは間違い

「お金を市場に供給すれば需要は上がるよ・・・」

現在(2020)アメリカ市場における使えるお金の総額(Broad Money)はGDP対比で111.3%。英国は163.2%。中国は211.4%。それに比べて日本は285.5%です。 1960年代のアメリカと英国と日本、そして1980年代の中国におけるお金の総額はGDP対比でおよそ50%で、ほぼ同じでした。つまり、現在の日本ではどこよりもお金が市場に供給されています。 「お金を市場に供給すれば需要が増える」というのは間違いではないですか。むしろ、市場にお金はあるのに需要が増えないのが日本が直面している問題ではないですか。

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サイトはWORLD BANKで、そこのOPEN DATAセクションです。 world bank open data でググると出てくると思います。 そして、OPEN DATA セクションの検索ボックスに"broad money"をタイプしてください。すると、"Broad Money (%GDP)"というのがオプションの一つとして示されるので、それを選択。 あとは、自分の知りたい国を選べば、データがグラフで示されます。国の選び方は、リストから選択するか、検索ボックスに国の名前(英語)を書き込むだけです。ぼくは"Japan, United States, United Kingdom, China, Germany" を選びました。ドイツのデータは表示されませんでした。

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