賃金上昇を望むのなら、賃金の少しでもよい会社に転職すること(あるいは起業すること)が世界の通常のやり方ですよね。日本のように、働く側が一生同じ会社で働かせてもらうことを期待すれば、経営者側の言うままにならざるを得ないでしょうね。日本の賃金が上昇しないのは、より良い会社に転職する行動を評価する社会になっていないからだと思います。
例えば、米国では、一人の人が一生(18歳から50歳の間)に職を変える数は平均11回から12回です。ほとんどすべての人が、よりよい職を求めてつぎつぎと会社を変えます。日本では、一生のうちに転職する数は平均わずか1回か2回です。これでは賃金が上昇するわけがありませんhttps://stories.sparrows.co/stories/careers-in-a-lifetime
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/14/dl/14-1-3.pdf