2022年6月26日日曜日

問題の本質は、個人(女性)の判断の自由を州政府が否定していいのか、ということ

そう簡単ではないから、いつも問題になるんですよ。問題の本質は、個人(女性)の判断の自由を州政府が否定していいのか、ということだと思います。 この構図は、ある意味奴隷制の時と同じですね。南部の州ではかつて黒人の自由の権利を奪うことは合法だったわけですけど、現在はその判断が各州にゆだねられることはありません。州政府にその判断の権利はありません。ここには、連邦政府は、憲法によって個人の自由が州政府によってはく奪されないように個人を保護する責任を負っている、というアメリカの伝統的な考え方があるわけです。 したがって、中絶の判断は個人(女性)ではなく州政府に任せればよい、という単純な話にならないのです。

Syrian Salvation Government

 https://en.wikipedia.org/wiki/Syrian_Salvation_Government 背景 2017年にSSG(シリア救済政府)が設立される以前、イドリブ県は武装反対派グループ、共同運営の地方評議会、そしてシリア反対派暫定政府(SIG)の名目上の権...