2022年9月23日金曜日

わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない

キリスト教を学んだことあるの? 聖書を読んだことあるの? 実際のイエスの言葉は衝撃的だよ。 「わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりも息子や娘を愛する者も、わたしにふさわしくない。」(マタイによる福音書10章37節) 「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。わたしは敵対させるために来たからである。人をその父に、娘を母に、嫁をしゅうとめに。こうして、自分の家族の者が敵となる。」(10章34-36節) つまり、イエスに従うものは家族と敵対することになることも厭うな、という教えだ。つまり、ある意味、統一教会は原始キリスト教に似ているといえる。 宗教を信じる者は、当然、社会的権威(国家の定めた法律や政府や常識など)よりも宗教的価値観を優先することになりますね。「わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない」というイエスの言葉はまさにそのことを意味しますね。この意味で宗教は「怖い」です。 だから中国のような社会では、国家(共産党)の最高権威を維持するために、宗教が弾圧されます。共産党が「神」(最高権威)だからです。 中国のような社会と違って、近代的民主主義の社会では、宗教の自由(人権)が認められています。それはとりもなおさず、国家の最高権威(法律や常識)さえも従わなければならない、さらに上位の価値観(人権)があることを前提にしている、ということにほかなりません。 要するに、近代的民主主義の社会では、人権を無視するような法律を国家は作れないのです。この人権思想は宗教から来ています。

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