病気を治すための薬と違って、そもそもワクチン接種というものは予防のためにするものだから、通常「古くなったワクチン」を使います。

三月では遅すぎるからですね。しかも日本がそれをいつどれだけ手に入れることができるか確証がありません。ワクチンの効果率は時間がたてばたつほどどんどん減少するわけで、日本の場合すでに二回目を接種してから時間がたちすぎています。 病気を治すための薬と違って、そもそもワクチン接種というものは予防のためにするものだから、通常「古くなったワクチン」を使います。たとえば、インフルエンザのワクチンは昨年流行った変異株対応用に開発されたものを今年のインフルエンザ変異株の予防用に使います。要するに、これからやはるだろう変異株は一番最近はやった過去の変異株に一番近いだろう、という前提で毎年ワクチンが開発されているわけです。 したがって、実質的には、オミクロンに効果のあるといわれる新しいワクチンは、オミクロン株の後にくる変異株からの予防のため、ということになりますね。