自民党を離脱して「日本保守党」に入ろうと志すものは、とくに国政では、極めて少ないと思う。くさっても自民党にしがみついて自民党の復活をめざすと思う。また自民党員以外で国政に参加しようと考えているひとたちのうち、「日本保守党」から立候補しようと思う日本人も、極めて少ないと思う。理由は「日本保守党」は未来のない政党だからです。
「日本保守党」は百田尚樹という一人の芸能人の人気に依存してできた政治団体で、山本太郎ひとりの人気に依存している「れいわ新撰組」とおなじレベルであり、もし人気キャラの党首がいなくなれば党の存在意義が壊滅します。百田尚樹後の「日本保守党」は、桜井誠の「日本第一党」や水島総の「新党くにもり」とおなじく、「右翼の泡沫政治団体のひとつ」になるだろうことは目に見えています。 なぜ日本では右翼政党は泡沫政治団体にしかなれないのか。それは、戦後の日本は近代民主主義(自由民主主義)を土台にして成り立っている国家であり、非近代的な「国家主義」や「愛国主義」に舞い戻りたい日本人はあまりいないからです。要するに現代日本には「日本保守党」を支える土台はもうすでにないのです。https://www.youtube.com/watch?v=OM3eRmqzoVs&lc=UgyydWGEq9Xnsr6e1Kl4AaABAg.A0UHuWjpfajA0UtQLVHbcg