2024年6月25日火曜日

東京都の太陽光パネル義務に関してちょっと誤解されてます

 東京都の太陽光パネル義務に関してちょっと誤解されてますが、パネル義務は家主には一切ありません。いらないと思えば設置しなくてもいいようになっています。

もう少しくわしく説明すると、
(1)義務対象は建築主(家主)ではなく施工主(ハウスメーカー)であること、(2)また、小規模事業者はこの義務を負わず、延床面積が2000平方メートル未満の建物を一年間の総面積が2万平方メートル以上供給する供給事業者のみが義務を負います。さらに(3)その義務量は設置数ではなく、平均85%の設置可能率および1棟につき2kWの義務量によって決定します。
例を挙げて説明すると、ある事業者が年間500棟の建物を供給すると仮定すると、その設置義務は500棟すべてにパネルを設置することではなく、パネル設置の総義務量である500棟x85%x2kW=850kWかそれ以上になればよい、ということになります。その場合、たとえば次のような内訳が考えられます。 (ア)4kWを100棟に設置(400kW) (イ)2kWを250棟に設置(500kW) (ウ)150棟には非設置(0kW) で、合計が900kWとなり、義務量の850kWを超えているので、150棟が非設置でも、義務を果たしたことになります。

さらに、この義務には達成できなくても罰金は科されません。つまり実質的には、ハウスメーカーに対して努力義務を要請している、というのがその内容です。

https://www.youtube.com/watch?v=sfafh2253Y0&t=14s

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