小池さんの本質というか、原動力というか、原点と言えるものがあります

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小池百合子防衛大臣のとき以来、長年勝手に小池さんのおっかけをやってる自称「小池ウオッチャー」です。

小池さんの本質というか、原動力というか、原点と言えるものがあります。それは、彼女がたまに言葉にする「この国には大切な意志決定の場に女性がいない」というひとつの表現に込められています。彼女がこの言葉を発するとき、言葉づかいとしてはソフトな言い方をするのですが、彼女の眼にはこころの激しい怒りがはっきりと見て取れます。 小池さんのすべては、たとえば都知事に立候補する理由も、この視点から解釈すべきだと思っています。しかし、彼女は政治体制を批判する左翼的な女性解放運動を信じていません。むしろ、自分自身がまず「この国の大切な意志決定の場」に立って見せること、その開拓精神をひそかに自分の生涯の使命としておのれに課している、とぼくは思っています。 以上が彼女に関するぼくの長年の追っかけの結論です。

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