2022年10月7日金曜日

日本が保有する外貨資産は1.3兆ドル(177兆円)で全世界の外貨資産(12.5兆ドル)の10分の1。かつては外貨資産の増大に危機感を抱いていた。

「日本の外貨準備の減少が止まらない。財務省が7日発表した6月末の外貨準備高は1兆3112億5400万ドル(約177兆円)」 「IMFが3カ月ごとに公表する調査によると、22年3月末時点の世界の外貨準備高は12兆5501億ドル」 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA06A5C0W2A700C2000000/ 「85年以降における日本の外貨準備高の推移を示したものであるが、大別して三つの増加局面を経て現在の高水準に至ったことがわかる。  第1は、85年9月のプラザ合意から始まり88年央まで続いた急速なドル安・円高局面である。円高を阻止することを目的とした通貨当局のドル買い介入によって、日本の外貨準備高は85年末の265億ドルから88年末の976億ドルへと約4倍になった。  第2は、アメリカのクリントン政権による自国産業界を保護する狙いの「ドル安」政策によってもたらされた、94年から95年にかけての「超円高」局面である。第1の局面と同様に、円高阻止のためのドル買い介入によって、日本の外貨準備高は92年末の686億ドルから95年末の1828億ドルへと約3倍になった。  第3は、デフレ脱却を狙いとした日銀の量的緩和政策と並行して、2003年から04年に2年間合計で約35兆円という、かつてない巨額のドル買い介入が実施された円高局面である。日本の外貨準備高は02年末の4697億ドルから04年末の8445億ドルへと約2倍になった。」 「日本の外貨準備高に関するもう一つの問題点は、そのほとんどがドル建て証券で運用されているために、ドル安のリスクにさらされていることである。」 「外貨準備を株式などに運用して積極的に利回りアップを目指すべきとの議論も一部でなされているようであるが、本末転倒であり、過大な外貨準備高をどうやって減らすのかという本来の課題にこそ真剣に取り組むべきであろう」(2008年 黒田晁生 明治大学政治経済学部教授) https://imidas.jp/jijikaitai/a-40-032-08-06-g008 「財務省は30日、8月30日から9月28日までの為替介入額が2兆8382億円[]だった、と発表した。介入額は22日に実施したドル売り/円買いとみられ、円買い介入としては1998年4月10日の2兆6201億円を超える規模となった。」 「為替介入額となる約2.8兆円は、換金流動性の高い「外国中央銀行および国際決済銀行(BIS)」への預金取り崩しだったとみられ、外国為替資金特別会計(外為特会)が保有する外貨準備はその分減少する。財務省によると、8月末の外貨準備高は約1兆2920億ドルで、このうち外国中銀およびBISへの預金は約1355億ドルとなっている。日本円換算で約19兆円の預金額となる。」 https://jp.reuters.com/article/jp-fx-intervention-idJPKBN2QV02M

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