2022年11月10日木曜日
長期の円安はその利点(輸出)から見ても不利な点(輸入)から見ても、国内生産を拡大する方向に進むことになります。そしてそれが円安のメリット
まさにそのとおりで、円安はその逆に国際競争力を高め、輸出が増大します。また円安はコストの負荷がたかくなることは確かですが、それは長期の円高によって、国に生産できる部品も輸入する方が合理的だったわけで、長期の円安が続けば「出来るものはすべて国内で作る」方向に間違いなく進みます。
つまり、長期の円安はその利点(輸出)から見ても不利な点(輸入)から見ても、国内生産を拡大する方向に進むことになります。そしてそれが円安のメリットです。
だから、たとえば、トヨタは1日の決算発表の時「円安を味方にするべく日本での生産性向上に注力する」と言いました。またダイキンの社長は8日に「国内で販売する家庭用エアコンの多くは中国で生産しており、円安によるマイナスの影響を受けているため国内で(中国と)同等のコストで生産できないか検討している」と述べています。
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