2023年9月18日月曜日

現在のアメリカにおける麻薬やギャンブルに対する態度の底にはこの「禁酒法」の経験がある

https://www.youtube.com/watch?v=zBibpyQ-fQ0 アメリカではかつて「禁酒法」があった。1920年から1933年までアメリカ合衆国憲法修正第18条下において施行され、消費のためのアルコールの製造、販売、輸送が全面的に禁止された。しかし、犯罪を取り締まるためのこの法律は逆に犯罪を増加させることになった。なぜなら、マフィアなどの犯罪組織がアルコールの暗黒市場に目を付け、かれらの力がいっきに増大したからだ。 「禁酒法が提出された時、私はそれが大衆の意見によって、広く支持される日が来ることを望みました。そして、アルコールの凶悪な影響が認められる日が、すぐに来るだろうと思いました。しかし、これが私の望んだ結果ではないと、不本意ながらも信じるに至りました。飲酒はむしろ増加しました。不法酒場がサロンに取って代わりました。犯罪者の巨大な群れが現れました。我々の最高の市民の多くでさえ、禁酒法を公然と無視しました。法律の遵守は大いに軽んじられました。そして犯罪は、かつては決して見えない水準にまで増加しました。」 現在のアメリカにおける麻薬やギャンブルに対する態度の底にはこの「禁酒法」の経験がある。つまり、麻薬利用者やギャンブル利用者を地下組織のギャングの手に任せてしまっては、むしろより悪い結果を社会全体に及ぼす、という考えだ。大麻の合法化もその結果の一つ。アメリカは潔癖主義(ピューリタニズム)を捨てて結果主義(プラグマティズム)を選んだということ。 政府関係者が麻薬利用に直接介入するという事態も、質の悪い危険な薬や汚れた注射器による病気から麻薬利用者を守るという結果主義(大悪より小悪を選んだ結果)がそこにある。

Can Syria’s Islamist rebels govern the country? Their rule in Idlib offers clues

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