https://note.com/mura660527/n/nd0a275a7bea6
変革には「創造」と「改善」の二種類があります。アメリカ型経済は「創造」を重視しますが、日本型経済は「改善」を得意とします。「2.0」とはまさに「改善」のことで、日本に適した方向性と言えます。石破氏も田中角栄の「日本列島改造論」のような大型公共事業を否定し、地方発の小さな改善を全国に広げるべきと主張しています。目立たないながらも、日本に適したアプローチだと考えます。
また、石破氏は地方の成長ポテンシャルを強調します。それは地方に既存の優れたものがあるからではなく、「これまで何もしてこなかった」からこそ伸びしろがあるということだと自分は理解しています。海外からの日本企業への投資も、最新技術の遅れがむしろ成長余地と見られているからです。そういう意味で、地方も大きな可能性を秘めていると言えるわけで、石破氏の見方は正しいと思っています。